1. トップページ
  2. 医療向けシステム
  3. ADMENIC IRD
ADMENIC IRD

病理検査室と手術室を画像と音声でむすぶリアルタイム・コミュニケーション

ADMENIC IRDは、即時性が求められる手術中の迅速診断を効率的にサポートするシステムです。
病理検査室で診断した顕微鏡の迅速病理標本の画像を低遅延で手術室内のモニターに配信し、描画や音声通話を交えて診断結果の確認が行えます。

シンプルなシステム

検査室には、顕微鏡の画像をフルスクリーン表示し、指示を描画するためのモニター用タッチパネルと、手術室選択用のタッチパネルを接続したマスター端末を設置し、手術室には、画像表示用のモニターを接続したクライアント端末を設置します。部屋間は、LANによるネットワーク回線を使用して、画像と音声を低遅延で配信可能です。クライアント端末は最大20台まで設置でき、複数の手術室で運用できます。

手術室選択画面

検査室の制御用タッチパネルで接続したい手術室番号を選択し、1対1で通信を行います。選択した手術室のモニターに自動的に顕微鏡の画像が表示されます。


アノテーション(描画)機能

検査室の画像表示用のタッチパネルにはフリーハンドによる描画が可能です。描画内容は手術室側のモニターに表示され、会話を交えて詳細を説明することで、時間を無駄にせず、正確な診断報告を可能にします。
※描画内容を録画することはできません。


双方向の音声通話

表示された顕微鏡の画像を見ながら、双方の端末にUSB接続されたスピーカーフォンで音声通話によるコミュニケーションが可能です。状況に応じてマスター端末側のタッチパネルでマイクとスピーカーを個別にミュートすることもできます。