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導入事例


自社番組を関連部門へ公開 ~HLS配信と自動編集の2つの用途を1システムで実現~


株式会社毎日放送は自社制作の番組が多く、関連の部門において過去や現在の自社映像を視聴する必要があった。
そこで、ライブエンコーダ「MEDIASYNERGY NEX」、「自動編集ソフトウェア」を使用した「自動編集システム」を用いることで、社内のイントラネット上で自社番組を確認できるシステムを構築した。
同社には以前よりPC上で自社番組を視聴できるシステムが存在したが、従来のシステムはPC限定で画質も粗かったため、「MEDIASYNERGY NEX」を使用した「HLS配信システム」を導入することで、PCやタブレットなどでイントラネット上の自社番組を高画質な映像で確認できる環境を構築した。自社映像ライブラリに関しては、既設のデータベースが存在したが、ライブラリへ登録する映像には本編・CMの区分けを行い、CM分はマスクやカットをする必要があった。
そこで、上記の自社番組を視聴するシステムで構築した「MEDIASYNERGY NEX」を使用して同録を行い、その素材から放送日翌日の放送運行データを利用して自動的に自社制作の番組だけを切り出し、CM部分の処理を行った上でライブラリに登録できる自動編集システムを構築した。
HLS配信と自動編集の2つの用途をライブエンコーダ「MEDIASYNERGY NEX」を中核とした1システムで実現することができた。




■導入の目的・重点ポイント
・映像視聴とライブラリー用素材作成の2つの用途を1つのシステムで構築
・社員が使いやすいマルチプラットフォームに対応
・収録、自動編集など映像にかかわる基幹部分をカリーナシステムが開発、イントラのWEBなどの社員と密接にかかわる部分を毎日放送が制作・開発し、より利便性のあるシステムを低コストで実現

開発を分担したことで、短い期間と低コストで我々が望むものが仕上がりました


技術管理局 情報システム部 堀 誠 様


多くの社員が使うにあたり、まず使いやすいシステムを導入する必要がありましたが、経験上、すべてを外注にするとコストだけでなく、手直しやワークフローといった細かな変更要望と確認作業に時間がかかると想定できました。
また、社内情報の取扱いといったデリケートな部分もあるため、UIや使い勝手に関しては自社の既存資産を最大限に利用して自社内で開発を行い、映像収録用のエンコーダや自動編集などシステムの根幹部分をカリーナシステムにお願いするという適材適所でシステムを作り上げたことにより、短い期間かつ低コストで我々が望むものが仕上がりました。当然、実際に運用を開始してもスームズに使えています。





株式会社毎日放送
http://www.mbs.jp/
大阪市北区茶屋町17番1号