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導入事例


「一元管理ですべてのドクターがオンデマンド視聴できるのは一番大きいメリット」


明治10年に広島市水主町に開設された県立広島病院 様。
「県民の皆様に愛され信頼される病院をめざします。」を理念に掲げ、救急医療、がん医療、成育医療を柱とし、災害医療、地域支援医療を含む政策医療を展開されています。また、救急医療の基幹災害拠点病院として認定されたり、ドクターヘリによる搬入の受け入れ等、広島県の広域的な重症救急や災害活動も積極的に行われています。




導入前は、記録データの管理・整理が困難な上、運用方法も科によってバラバラ


システム導入にあたり、診療放射線技師の守本 京平様に現状の問題点やご要望などを伺い、運用方法の簡便さも含め、ご希望に沿う形で「ADMENIC」の映像管理システムを構築しました。


■問題点
・アンギオ(バイプレーン)等の検査映像をDVDメディアに記録していたため、メディアの管理が大変。
・検査映像の運用が各科によって異なり、運用方法が統一されていない。
・視聴したい映像や画像が瞬時に探し出せない上、閲覧するまでに時間がかかる。



ADMENIC導入後の成果や目に見えてのメリットがたくさんある


以前は、その現場に行くか、DVDメディアにコピーしてプレーヤーで視聴していたが、院内の電子カルテ端末でSYNAPSE SCOPE連携にて視聴が可能になり、病棟内のさまざまな場所でパソコンで見ることができる環境が構築できたことで利便性の向上に繋がりました。
特に、一元管理ができた画像もオンデマンド視聴できる点は、一番大きいメリットとして喜ばれました。
ADMENICのシステム導入以降、以前と比べて運用頻度は非常に高くなり、現在は小児感覚器科、耳鼻科、脳外科、循環器科、外科、消化器内科など多数の診療科で運用頂いており、特に小児感覚器科でのVF(嚥下造影)検査では必ず『ADMENIC」で撮影し、解析でご利用いただいてます。
また、画像データを2次利用する為の外部出力時には、個人情報を担保したマスク処理ができる事が有用となっており、その際、患者の名前などが表示されている部分は、ADMENICの編集ソフトでマスク(黒塗り)して出力できるので個人情報の保護という点でも大きく寄与できました。


操作室に設置した患者情報連携端末で、患者情報を記録映像に紐付けし、ネットワークエンコーダを介してサーバーに記録する。

記録映像は、PC端末で視聴閲覧や映像編集、DVDへの書出しを行うことができる。

DVD作成等の2次利用の際には、氏名等の個人情報を隠してして出力できる。






県立広島病院
放射線診断科・放射線治療科
診療放射線技師

守本 京平 様

【略歴】
大阪物療専門学校(現在:大阪物療大学)を卒業後,診療放射線技師資格取得。
広島大学法学部卒業,学位授与機構にて保健衛生学士取得。
国家公務員共済組合連合会 呉共済病院,広島県立安芸津病院から現職の広島県立広島病院放射線診断科・治療科に所属して勤務。
放射線治療業務と医用画像情報システム管理業務に従事している。


【認定資格】
医用画像情報専門技師・医療情報技師
放射線治療専門放射線技師・放射線治療品質管理士

【主な活動】
一般社団法人 日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構 教育委員会(委員)
一般社団法人 日本医療情報学会 評議員
日本医用画像情報専門技師会(会長)
広島県医療情報技師会(会長)
広島県放射線治療技術研究会(世話人)
広島臨床画像研修会(世話人)



放射線技師長の中澤様 (左)
木矢院長 (中央)
放射線技師の守本様 (右)
県立広島病院
http://www.hph.pref.hiroshima.jp/
所在地 : 広島市南区宇品神田一丁目5番54号