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ADMENIC DVP2

導入事例

歯科診療の映像記録とプレゼンテーションに特化

顕微鏡(マイクロスコープ)治療の映像記録と、治療映像を使ったプレゼンテーションをシームレスに行えます。記録映像を瞬時に再生できるだけでなく、治療前・治療後の比較や拡大・移動、フリーハンドで画面上に描画するアノテーションなど、質の高いプレゼンテーションが可能です。

ワンペダルのフットスイッチですべての記録操作

治療の妨げにならないよう、記録操作は、1ペダルのフットスイッチで行います。治療中に説明に使いたい所で踏むとマーク点(チャプターポイント)が設定されます。操作内容によって効果音が異なるので、確実に操作が行われたことを顕微鏡から目を外さずに確認できます。


タッチパネルによる直観的な操作

再生操作はタッチパネルディスプレイを用いて、触る位置や指の動きでさまざまな動作を行う「マルチファンクションタッチ」で行います。
スマートフォンの写真や動画を操作するような直感的な操作方法により、明確で効果的なプレゼンテーションを行うことができます。

画面のズームや回転

映像の上で指をピンチアウト/ピンチインすることで、画面のズームイン/ズームアウトが可能です。また、指をドラッグすることで、ズーム時の位置の調整や、画面の回転が行えます。HD画質を活かした効果的なプレゼンテーションを可能にします。

2画面モードで治療前/治療後を比較

画面を左右2分割にし、治療前と治療後の状態を比較できる『A-A’モード』と、記録済みの治療映像や、あらかじめブックマークに登録した症例映像などと比較できる『A-Bモード』を搭載しています。

患者目線で上顎の説明 ※Ver2.4以降

ワンボタンで画面の反転と180度回転が行えます。上顎の説明の際に役立ちます。

画面上にフリーハンドで描画できるアノテーション機能 ※Ver2.4以降

画面上に手書きで自由に描画ができる『アノテーション』を搭載しています。 治療前後やインフォームド・コンセントの際のコミュニケーションツールとして使用することで、より明確なプレゼンテーションが実施できます。また、画面をワンタッチでホワイトボードに切り替えることも可能です。 書き込んだ内容は静止画※としてUSBメモリ等に保存できます。


※書き込んだ内容を記録映像として保存することはできません。

IDとライブラリで記録映像管理

記録開始時にカルテ番号等のIDを入力することで、患者ごとに治療履歴を管理することが可能です。 ライブラリでは、記録映像の検索・プレビューが行えます。IDや記録日等で目的の記録映像を検索し、即座にプレビューすることができます。また、管理機能を備えており、別のHDDへの移動・コピーや削除等が行えます。

症例タグとブックマーク機能

記録映像には、症例名など任意の文言をタグ付けでき、ライブラリで目的の映像を探す際の検索ワードとして使用できます。また、頻繁に使う映像記録をブックマークすることも可能です。

利便性に長けた映像管理

映像の保存は、運用方法や設置場所等を考慮し、専用のUSB外付けRAIDハードディスク※1を使用します。システム本体内部に個人情報を残さないので、万が一の際にも迅速なメンテナンスやデータの復旧が可能です。
録画フォーマットにはH.264(.m2ts)形式と、H.264(.mp4)を採用し、カット編集した映像ファイルは、Windows PCやMacで再生/再編集※2することも可能です。


※1 最大3台までの接続に対応しています。USB-HDDは、必ず専用オプションを使用してください。また、定期的なデータバックアップを行ってください。故障や誤作動、不具合によりハードディスク内に保存された データおよび消失したデータの保証はいたしかねます。

※2 お使いになるPCの仕様やソフトウェア環境に依存します。すべての環境において動作を保証するものではございません。
■記録時間の目安 (オプションのADMENIC UHDD 容量:4TB 使用時)
録画品質 記録時間
高画質 約370時間
標準 約740時間
低画質 約1480時間
※録画フォーマット H.264(.m2ts)(1080/59.94fps)、H.264(.mp4)(1080/59.94fps)の参考数値です。記録時間を保証するものではありません。

複数のDVP2で診療記録を共有

最大5式のADMENIC DVP2と記録用のNASをネットワーク接続し、どのチェアからも記録データとタグ情報の共有が可能です。



 

音声入力対応

マイク等を接続することで、記録中に映像と共に音声を収録することができます。適切な説明が行われているかなどを確認するための勉強会資料としても有効です。

プレゼン映像を簡単に作成できるカット編集機能

治療映像を資料等で使用する際に、使いたい部分のみを切り出して、H.264(.m2ts、.mp4)※、Windows Mediaで書き出すことができます。最新のバージョンでは、編集時の便利な機能として、クリップ間と編集後の尺(時間)を表示する機能を搭載しています。
また、マークポイント以外にも、任意の位置を静止画(JPEG、BMP、PNG)で保存することが可能です。


専用筺体とボディデザイン

清潔な診療室や拘りあるカンファレンスルームに違和感なく設置できるよう理想的なサイズを考慮してデザインされた専用筐体は、付属のフットレストを付け替えることで、縦置き・横置きに対応します。周辺機器の接続方法に関しても改善されており、映像入力用のHDMI端子は、ロック式のDVI-D端子に変更し、不意にケーブルが抜けることを防止します。同様の理由でフットスイッチも変換ボックスを排除し、直結式に変更されています。